【FXブログ】今週のEA運用&相場振り返り
2026年6月第3週(6/15〜6/19)
~介入警戒の中で161円台突破、マーチンEA破綻に終わった週~
毎週のFX自動売買(EA)の実績と相場分析をお届けしています。
🤖 今週のEA実績(6/15〜6/19)
今週を一言で表すなら「木曜の高揚が、金曜に吹き飛んだ週」でした。
木曜(6/18)はスイングEA群が揃って急伸し、一時は+32,000円超えという気持ちいい日でした。USDJPYが160.7円に達したところで手動決済も決め、「ほっと一息」とメモしたくらいです。日経平均も終値で7万円を突破し、お祝いムードの一日でした。
ところが金曜(6/19)。Sagitariusマイクロが−39,601円という凄まじい下落をやらかしました。EURUSDのマーチンゲールが段数を重ねに重ねていたのは水曜あたりから気になっていたのですが、ついに破綻。木曜に積み上げた利益を、ほぼ全額持っていかれた格好です。
このSagitariusマイクロは半年以上連続で稼働してきたEAでしたが、1回の破綻でこれだけの損失が出ると、今後の継続稼働は難しいと判断せざるを得ません。マーチンゲールの恐ろしさを、改めて痛感した週です。
週間合計はプラスではあるものの、あの木曜の気分は完全に消えてしまいました。
口座別成績(6/12→6/19)
| 口座名 | 手法 | 対象 | 今週収益 |
|---|---|---|---|
| GWJPNスタンダード | スイング | USDJPY | +12,889円 ⭐ |
| XTRDスタンダード | スイング | USDJPY | +8,043円 ⭐ |
| NanGan(朝スキャ) | 朝スキャ | 複数 | +7,706円 ⭐ |
| RKTNスタンダード | スイング | USDJPY | +2,860円 |
| X-MGR | マーチンゲール | Gold・EURUSD | +4.60 USD |
| Gold-V EA | マーチンゲール(マイクロ) | Gold | +908円 |
| C-GROUP | マーチンゲール | EURUSD | +812円 |
| H-Sagitarius | マーチンゲール | Gold・EURUSD | +602円 |
| 平均足EA | マーチンゲール | Gold | −833円 ⚠️ |
| Sagitariusマイクロ | マーチンゲール(マイクロ) | EURUSD | −34,750円 ⚠️ |
週間合計:−1,763円(円建て) + 4.60 USD(≒+736円) 推定総合計:約+2,027円
⚠️ Sagitariusマイクロは6/19(金)に−39,601円の急落。EURUSDマーチンゲールの破綻によるもの。半年超の稼働実績を一度で帳消しにする損失であり、今後の継続稼働は要検討。
📈 USD/JPY(ドル円)の動き

今週の一言:介入ライン突破、161円台で綱渡り
週明け月曜(6/15)は、米イランの和平協議合意ムードを背景に円安圧力が強まる展開でスタート。160円台前半からじりじりと上昇が続きました。
火曜(6/16)は日銀金融政策決定会合の結果が出ました。0.25%の利上げ決定というサプライズのはずが、市場はほぼ完全に織り込み済みで反応薄。「またも材料出尽くし」といった印象でした。むしろ早期追加利上げへの期待が高まらず、円売りが続きやすい地合いに。
水曜(6/17)は160.30円付近でスイングEAが6本ロングエントリーするという局面があり、正直少しヒヤヒヤしました。介入が入った際の160.72円ラインがすぐ上にあり、突破したら何が起きるか。「上に行ってくれ、でも介入は怖い」という複雑な気持ちでした。
木曜(6/18)、ついにドル円は160.7円に到達。私は前回介入ラインということで手動決済を実施、無事に利確できました。その後もドル円は上昇を続け、161円台へと突き抜けました。FOMCが政策据え置きながら「年内利上げの可能性」を示唆したことでドル買いが加速した形です。
金曜(6/19)は161円ちょうどを一時下回る場面もありましたが、米利上げ観測でドル買い優勢となり、161.317円で週を終えました。
週間レンジ:159.70円〜161.71円 / 終値:161.317円
テクニカル分析
時間足(H1): 週を通じて短期MA(赤)・長期MA(白)ともに右肩上がり。平均足は木曜〜金曜にかけて陽線が続き、強い上昇モメンタムを示しました。高値圏でのもみ合いが続くかに見えましたが、161.7円台まで届いて週末はやや調整。
日足(Daily): 12月の152円台から続く上昇トレンドが継続。中期MA(赤)・長期MA(白)はともに価格よりはるか下方に位置し、トレンドの強さを物語っています。今週の161.317円終値は、チャート上の節目となった4月介入ライン(160.72円)を明確に上回っており、テクニカル的には次の抵抗は163円前後が意識されます。
| 水準 | 内容 |
|---|---|
| 163.00円 | 次の節目・上値目標 |
| 161.50〜162.00円 | 当面のレジスタンス(介入警戒ゾーン) |
| 160.72円 | 4月30日の介入実施水準(今や下値支持に転換?) |
| 160.00円 | 心理的節目・サポート |
📉 EUR/USD(ユーロドル)の動き

今週の一言:週初1.163から一気に崩れた、マーチンの天敵週
週明けはまだ1.163近辺にいたユーロドルでしたが、週を通じてジリジリと下落が続きました。日銀利上げ・FOMCの結果いずれも「ドル強め」な解釈で読まれたことが下落の主因です。
そして金曜(6/19)の急落。1.147円台まで一気に下げ、週終値は1.14743となりました。この動きがSagitariusマイクロのマーチンゲール破綻のトリガーとなりました。段数を重ねていた状態でこの急落は致命的でした。
「水曜あたりから危ないと思っていた」——それでも止められないのがマーチンゲールの怖さです。
週間レンジ:1.1431〜1.1632 / 終値:1.14743
テクニカル分析
時間足(H1): 短期MA(赤)が長期MA(白)を下に突き抜ける形で週前半から下落トレンド確立。特に木曜〜金曜にかけて大きな陰線が続き、下落に勢いがありました。終値水準付近では若干の下げ渋りも見られますが、まだ安心できない形。
日足(Daily): 昨年12月の1.204高値から続く下降トレンドが継続。価格は中期MA(赤)・長期MA(白)の双方を下回っており、下方向バイアスが継続。直近ではレンジ的な値動きが続いていましたが、今週の動きで下抜けの可能性が強まっています。
| 水準 | 内容 |
|---|---|
| 1.1580〜1.1600 | 当面の上値抵抗 |
| 1.1530 | 直近サポート(割れると下落加速懸念) |
| 1.1431 | 今週の安値・強いサポート水準 |
| 1.1380〜1.1400 | 次の下値目標 |
📊 今週の相場まとめ
今週最大のトピックは「日銀0.25%利上げ」と「FOMC政策据え置き・年内利上げ示唆」という日米の政策イベントがほぼ同じタイミングで通過したことです。市場の反応はシンプルで、「日銀利上げでも追加利上げ期待薄=円売り」「FRBタカ派姿勢継続=ドル買い」という二重の円安圧力でUSDJPYは161円台へ。
一方、EURUSDはドル高の煽りをまともに食らう形で1.147台まで下落。こちらはEAのマーチンゲールにとって最悪の方向でした。
また、地政学リスク面では米イランの和平合意が最終局面とされており、原油価格が下落傾向にあります。インフレ圧力の緩和につながる可能性があり、来週以降のドルの方向感に影響してくるかもしれません。
今週のマーケットを3行で:
- 日銀利上げ・FOMC通過でドル円は4月介入ラインを突破、161円台定着へ
- ユーロドルはドル高と下落トレンドが重なり、週間で1.163→1.147と急落
- 木曜の強い日は全EAが恩恵を受けたが、金曜のSagitariusマイクロ破綻で週間はほぼトントンに
🔭 来週の注目ポイント
🇺🇸 6月25日(木)|米・5月コアPCE価格指数
FRBが最重視する物価指標。予想は前年比+3.5%(前回+3.3%)とインフレ加速が見込まれています。予想通りか上回るようなら「年内利上げ」シナリオが一段と現実味を帯び、ドル買い継続。逆に下振れれば利下げ観測が復活してドル売りとなり、ドル円は急落する可能性もあります。来週最大の注目イベントです。
🇺🇸 6月23日(火)|米・6月PMI(製造業・サービス業)
前回は製造業55.1・サービス業50.7と好調でした。景況感が引き続き強ければドル買い要因。こちらはPCE発表前の方向感を決める布石的な指標として注目しています。
💡 来週の個人的な注目
正直、来週はビクビクしながら相場を見ることになりそうです。USDJPYが161円台に定着した状態で、日本政府がいつ介入に踏み切るのか——そこが最大の懸念です。政府からの円安牽制発言も最近は聞こえてこないし、「高市政権は介入しない?」という声もあって余計に読みにくい。
EURUSDのマーチンEA(Sagitariusマイクロ)は今後の稼働を真剣に見直す必要があります。半年連続稼働の実績も、今週一度の破綻で全消しです。ポジションサイジングとロスカット設定を根本的に見直さない限り、また同じことが起きます。
PCEデフレーターの結果次第で来週の相場の方向が決まりそうなので、木曜までは様子見気味に、慎重にいきたいと思います。


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