【FXブログ】今週のEA運用&相場振り返り
2026年6月第1週(6/1〜6/5)
~ついに160円台到達。月初の様子見モードで試行EAがコツコツ稼ぐ週~
毎週のFX自動売買(EA)の実績と相場分析をお届けしています。
🤖 今週のEA実績(6/1〜6/5)
6月になりました。今週をは「月初の様子見モード」でした。
月初・月替わりのタイミングということもあり、今週はおとなしく構える方針でスタート。多くのEAが月末・月初フィルターで稼働を控える中、実際に動いていたのは試行中の新EAが中心でした。なので、正直なところパッとしない地味な週でした。1日あたり数百円の利益をコツコツ積む展開です。
ただ、その中でも収穫はありました。試行中EAの1分足ロジックが好調で、頻繁に取引回数を稼げています。こういう「数をこなせる」EAは魅力的で、どこまで破綻せず稼ぎ続けられるかをじっくり観察したいところです。あまりに動きがないので、途中でロット数を少し上げてみました(それでも1日数百円ですが…)。
そして6/4(水)には、何年も塩漬けのように稼働していたUSD/JPYの1ポジスキャルEAが珍しく動作して利益を出しました。ずっとパッとしないEAでしたが、ここ1ヶ月は相場との相性が良いようで調子が出ています。長く回しているEAが報われる瞬間は嬉しいものです。
全体としては地味ながら、全口座プラスまたはゼロで週間+約2,275円のプラス着地でした。
口座別成績(6/1→6/5)
| 口座名 | 手法 | 対象 | 今週収益 |
|---|---|---|---|
| Sagitariusマイクロ | マーチンゲール(マイクロ) | EURUSD | +1,759円 ⭐ |
| GWJPNスタンダード | スイング | USDJPY | +516円 |
| H-Sagitarius | マーチンゲール | Gold・EURUSD | ±0円 |
| C-GROUP | マーチンゲール | EURUSD | ±0円 |
| RKTNスタンダード | スイング | USDJPY | ±0円 |
| XTRDスタンダード | スイング | USDJPY | ±0円 |
| 平均足EA | マーチンゲール | Gold | ±0円 |
| Gold-V EA | マーチンゲール(マイクロ) | Gold | ±0円 |
| NanGan(朝スキャ) | 朝スキャ | 複数 | ±0円 |
| X-MGR | マーチンゲール | Gold・EURUSD | ±0.00 USD |
週間合計:+2,275円 (USD建ては変動なし)
📊 今週のベストデーは6/4(水)の+1,793円。GWJPNスタンダードとSagitariusマイクロのダブル貢献でした。利益の牽引役はSagitariusマイクロ一強の週。
📌 試行中の新EA(Gold・EURUSD・USDJPY対応ナンピン型)のロット数を微増。1分足EAも好調に稼働中。
📊 USD/JPY(ドル円)の動き

今週の一言:ついに160円台到達。介入警戒ラインで攻防
今週の最大のトピックは、ついにドル円が160円台に到達したことです。4/30の為替介入(160円72銭→155円57銭)から約5週間。じわじわと値を戻し、6/5の早朝には160円02銭まで上昇しました。
ただ、160円台では当然のように為替介入への警戒感が立ちはだかります。<cite index=”9-1″>片山財務相の円安牽制発言を受け、一時159円90銭まで値を下げる場面もありました。</cite>節目の160円付近では売りが意識され、上値が重い展開が続いています。
週末6/5夜には米5月雇用統計が発表され、<cite index=”32-1″>労働市場の強さが示されたことでFRBの年内利上げ警戒が強まり、ダウは695ドル安・ナスダックは1121ポイント安と急落</cite>しました。ドル買い地合いは続いていますが、株安・金利高という「リスクオフ」的な動きも出てきており、為替も神経質になっています。
週間レンジ:158円87銭〜160円26銭 / 終値:160.259円
テクニカル分析
時間足(H1): 5/21の159円台前半から階段状にじりじりと上昇を続け、6/5に160円台へ到達。短期MA(赤)・長期MA(白)ともに上向きを維持した「強い上昇トレンド」の形。160円の心理的節目で上値が抑えられているが、押し目は浅く下値は堅い。
日足(Daily): 4/30介入の上ヒゲから完全に回復し、介入発動点(160.72円)に肉薄。中期MA(赤・158円台)・長期MA(白・155〜156円台)ともに右肩上がりで、長期上昇トレンドが継続。次の節目は4/30高値の160円72銭。これを超えると未知の領域に入る。
| 水準 | 内容 |
|---|---|
| 160円72銭 | 4/30介入発動点・最大警戒ライン |
| 160円26銭 | 今週高値 |
| 160円00銭 | 心理的節目・介入警戒ライン |
| 158円台後半 | 中期MAサポートゾーン |
| 155円57銭 | 4/30介入後安値 |
📊 EUR/USD(ユーロドル)の動き

今週の一言:1.15台前半へ続落。下降トレンド止まらず
ユーロドルは今週も軟調でした。週前半は1.16台前半でもみ合っていましたが、週末6/5の米雇用統計後のドル全面高で1.15台前半まで急落。終値は1.15221と、年初来安値圏に沈みました。
米インフレ圧力による金利先高観がドル買いを促す一方、ユーロ側には決め手がなく、ECBの政策金利据え置き観測(来週6/11のラガルド会見待ち)もあって方向感はもっぱら下向き。じりじりとした下落が続いています。
週間レンジ:1.15221ドル〜1.16760ドル / 終値:1.15221ドル
テクニカル分析
時間足(H1): 1.16台前半でのもみ合いから、週末にかけて1.15台前半へ急落。短期MA(赤)が急角度で下向きに転換し、長期MA(白)も下向き。明確な下降トレンドの形で、戻りも限定的。
日足(Daily): 1月高値1.2081ドルからの調整局面が継続。長期MA(白・1.16〜1.17台)を完全に下抜けて、価格は1.15台前半まで下落。中期MA(赤)も下向きで、上値抵抗として機能している。1.15台前半が当面のサポートだが、割り込めば1.14台への下落リスク。
| 水準 | 内容 |
|---|---|
| 1.16台前半 | 直近レジスタンス |
| 1.15990 | 先週終値圏 |
| 1.15221 | 今週終値・年初来安値圏 |
| 1.14台 | 大幅下落時の下値目処 |
🌍 今週の相場まとめ
6月第1週(6/1〜6/5)は「ドル円160円到達」と「米5月雇用統計の強さによる利上げ警戒」が二大テーマでした。
週を通じてドル買い地合いが続き、ドル円は節目の160円台に到達。背景には米インフレ圧力(原油高・ホルムズ封鎖による輸送コスト上昇)と日米金利差の維持があります。週末の米5月雇用統計が労働市場の強さを示したことで、FRBの年内利上げ観測が一段と強まり、米10年債利回りは4.53%まで上昇しました。
一方、この金利先高観が株式市場を直撃。ダウ695ドル安・ナスダック1121ポイント安と大きく下落し、日経平均も882円安と続落しました。スペースXのIPO接近に伴うAI関連株からの資金シフトも重なり、ハイテク株中心に売られています。
今週のマーケットを3行で:
- ドル円がついに160円台到達。4/30介入発動点(160.72円)が目前に
- 米5月雇用統計が強く、FRB年内利上げ警戒でダウ695ドル安
- 片山財務相の牽制発言で160円台は上値重く、介入警戒モード継続
📅 来週の注目ポイント
来週は日米のインフレ・GDP指標が集中します。160円台での介入警戒とインフレ加速観測の綱引きが続きそうです。
🇯🇵 6月8日(月)|日本・1-3月期GDP改定値
予想は前期比+0.3%(年率+1.3%)。速報値(前期比+0.5%・年率+2.1%)からの下方修正が見込まれています。結果が弱ければ日銀の利上げ観測がやや後退する可能性があります。なお日銀は今月の会合で利上げに踏み切る公算とされており、ここは要チェックです。
🇺🇸 6月10日(水)|米・5月消費者物価指数(CPI)
今週最大の注目指標。予想は前年比**+4.2%**(前月+3.8%)と一段の加速見通し。コア指数も+2.9%予想。エネルギー高とホルムズ封鎖の輸送コスト上昇がサービス価格にも波及しており、予想を上回ればFRBの利上げ観測がさらに強まり、ドル買いが加速する展開も。
💡 来週の個人的な注目
160円台での介入があるかどうか、これに尽きます。フィスコの見立てでは「実弾介入で4〜5円急落しても、ドル買い材料が強いため短期間で持ち直す」とのこと。介入があれば一時的にEAの含み損リスクは高まりますが、ナンピン型にとってはむしろチャンスになる局面でもあります。月初の様子見モードから、来週後半のCPIあたりで動きが出てくるか注目です。試行EAの調子が良いので、引き続き小ロットで様子を見ていきます。


コメント