こんにちは、FXトレーダー向けブログ「ひろクラゲ」の管理人です。2026年3月14日現在(東京時間)、3月第三週(3月16日〜20日)の為替動向をチャート分析でお届けします。
アイキャッチ画像は1月~3月の収益をダッシュボードにまとめました。実際のダッシュボードは一番最後に紹介します。
USDJPY:ドル円

▶ 1時間足(H1)の動き
【週前半(3/30〜4/1)】
3月30日(月)、先週末の159円62銭付近からスタート。月初・期初の資金フローと原油価格高止まり(WTI93〜94ドル台)を背景にドル買いが先行し、週初から上値を試す展開となった。東京市場では159円台後半を中心に推移し、欧米市場でも底堅さを維持。H1チャートでは短期MA(赤ライン)が上向きに転換し、価格を下から支えるサポートとして機能した。
3月31日(火)は月末・期末のドル需要(本邦輸入企業のドル買い)が重なり、160円の心理的節目に接近。一時160円29銭まで上昇し、今週の高値を更新した。ただし日本当局の介入警戒が強まる160円台では上値が一気に重くなり、反落して159円台後半に押し返された。片山財務相の「必要ならそういう措置(介入)を取る」との発言が改めて警戒された。
4月1日(水)は日銀短観(3月)の発表があり、大企業製造業DIは+14(予想+16から下振れ)と中東情勢による景況感悪化を示す内容となった。これを受けて一時的に円高方向に振れ、158円台後半まで急落する場面があった。ただしイランが米IT企業18社(オラクル・アマゾン・マイクロソフト等)を攻撃標的と表明した報道や原油の再高騰で、ドル買いが復元し再び159円台に回帰した。
【週後半(4/2〜4/3)】
4月2日(木)、トランプ大統領が米国民に向けたテレビ演説で「イラン戦争は今後2〜3週間で強硬な行動を取る」と宣言。イランの最大の橋の破壊も示唆する強硬発言が続き、中東情勢の長期化懸念が再燃した。東京市場では158円55銭まで売られた後、欧米市場で159円72銭まで急反発。ホルムズ海峡再開に向けた報道(イランがオマーンと航行監視合意策定中)で停戦への期待が部分的に高まり、引けは159円58銭。
4月3日(金)は聖金曜日(イースター)で欧米・オセアニア市場が休場。米3月雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数は前月比+6.0万人(予想+6.0万人)、失業率は4.4%(予想4.4%)と概ね予想通り。また「イランがオマーンとホルムズ海峡の船舶航行を監視するための合意」との報道が流れ、停戦期待が高まり日経平均が660円高と急反発。ドル円は東京市場で159円43銭〜159円71銭のレンジ内で動意薄く推移し、終値は159円64銭付近。
H1チャートの全体像では、3/19安値(157.67円)→3/31高値(160.29円)→4/2安値(158.55円)→4/3終値(159.64円)と、ボラタイルな上下動を繰り返しながらも重心が上昇基調を維持していることが確認できる。短期MA(赤)と長期MA(白)が共に上向きで推移。
▶ 日足(Daily)の動き
日足チャートでは2025年9月の146円台を底値とする長期上昇トレンドが継続中。中期MA(赤ライン)は2月後半から3月にかけて急角度で上昇し、158〜159円台まで追いついており、現在も価格と共に上昇継続中。長期MA(白ライン)は156円台で緩やかな右肩上がりを維持し、長期的なサポートとして機能。
今週の週足終値159円64銭は先週末比でほぼ横ばいながら、週内に160円29銭(今年の最高値更新水準)をつけたことが注目点。日足レベルでは160円台を明確に上抜けできるかどうかが4月の焦点となる。3/19安値157円67銭(H1の押し目)が直近の重要サポート、上値は160円00〜30銭台がレジスタンスとして意識されている。
週間レンジ:158円55銭〜160円29銭(終値:159円64銭付近)
▶ まとめ(USD/JPY)
日足チャートでは2025年9月の146円台を底値とする長期上昇トレンドが継続中。中期MA(赤ライン)は2月後半から3月にかけて急角度で上昇し、158〜159円台まで追いついており、現在も価格と共に上昇継続中。長期MA(白ライン)は156円台で緩やかな右肩上がりを維持し、長期的なサポートとして機能。
EURUSD:ユーロドル

▶ 1時間足(H1)の動き
【週前半(3/30〜4/1)】
3月30日(月)、先週末の1.15425ドル付近からスタート。月初のリスク選好の動きと期初フローで1.15台後半まで小幅に上昇。ただしドル全面高地合いは根強く、1.16台を回復するには力不足だった。H1チャートの短期MA(赤)は1.15台中盤でほぼ横ばいから緩やかな上向きへ転換した。
3月31日(火)の月末・欧州CPI発表が注目された(前年比+1.9%で2月実績並み)。中東紛争による原油価格高騰の影響がまだCPIに十分反映されていないとして、ECBの4月利上げ観測は変わらず維持。ユーロは一時1.16台前半まで上昇し、週内の高値圏を形成した。
4月1日(水)は日銀短観の弱い結果とドル一時的な軟化を受け、ユーロドルも1.16台前半で底堅く推移。イランのサイバー攻撃報道(米IT企業18社を標的)が伝わると、リスクオフ的な動きでユーロが押し戻され、1.15台後半に軟化した。
【週後半(4/2〜4/3)】
4月2日(木)、トランプ大統領の強硬演説(「今後2〜3週間で強硬な行動を取る」)を受け、中東緊張が再燃。有事のドル買いが強まりユーロドルは1.15台前半まで下落した。一方でホルムズ再開の報道が流れると、リスクオンでユーロが買い戻され1.15台中盤まで回復。1日を通じて上下に激しく揺れる展開となった。
4月3日(金)は欧米休場(聖金曜日)で流動性が低下。米3月雇用統計は概ね予想通りで市場の方向感を決める材料とはならず。ユーロドルは東京市場の限られた取引の中で1.15台前半〜中盤のレンジで推移し、終値は1.15167ドル付近。H1チャートでは短期MA(赤)が下向き気味に転換しており、週後半の軟化を示している。長期MA(白)は1.15台前半付近でフラットに推移し、価格の下支えとして機能している。
▶ 日足(Daily)の動き
日足チャートでは2026年1月末の高値1.2041ドルをピークとした調整局面が継続している。中期MA(赤ライン)は下向きを維持し、1.16台前後で上値抵抗として機能。長期MA(白ライン)は1.16〜1.17台でほぼ横ばいで推移しており、現在の価格1.15167ドルは両MAを下回る位置にある。
日足レベルでは1.14台〜1.15台前半が過去数週間の重要サポートゾーンとして機能しており、下値試しの度に切り返しが見られている。ただし上値は1.16台の中期MAが明確なレジスタンスとなっており、1.15台での膠着が続いている状態。ECBの4月利上げ実施の有無が、このレジスタンスを上抜けできるかどうかの最大の決め手となる。
週間レンジ:1.14975ドル〜1.16280ドル(終値:1.15167ドル付近)
▶ まとめ(EUR/USD)
今週のユーロドルは1.15〜1.16台でのレンジ内でボラタイルな動きが続いた。中東情勢の激化・緩和の繰り返しがユーロの方向感を定めない主因となっている。ECB利上げ観測(ナーゲル・ビルロワドガロー両総裁が「次の行動は利上げ」と発言)がユーロの下値を支え、原油高とドル買いが上値を抑制する構図。楽天証券マーケットアロー(フィスコ)本日予想レンジ:ドル円159円00銭〜160円80銭、ユーロ・円183円00銭〜185円00銭。
今週の総括と今後の注目点
4月第1週(3/30〜4/3)は「中東情勢の一進一退」と「月末・期初の需給フロー」の二つが相場を動かした週だった。週初の月末・期末フロー(本邦企業のドル買い)が160円29銭という今年の最高値更新をもたらしたが、160円台では介入警戒が即座に上値を抑制。その後はトランプ大統領の強硬演説、イランによる米IT企業へのサイバー攻撃表明、一方でホルムズ再開に向けた報道も相次ぎ、相場は連日1000円規模のボラティリティ(日経平均)を記録した。
週末4/3(聖金曜日)は欧米休場の中、「イランがオマーンとホルムズ海峡の船舶航行を監視するための合意を策定中」との報道で日経平均が660円高と急反発。ドル円は159円台後半で落ち着いた終わりとなった。米3月雇用統計は非農業部門+6.0万人・失業率4.4%と概ね予想通り。
【ドル・円週間見通し(4/3配信)】
「もみ合いか、中東情勢の行方を見極める展開」。来週のドル・円はもみ合いか。中東紛争激化の中、有事のドル買い・インフレにらみのドル買いが継続。両国は停戦に向けた協議も模索するが行方は不透明。日銀の4月追加利上げは期待薄で円売りが続く。160円超えでは為替介入が警戒され上値は重い。来週予想レンジ:158円00銭〜161円50銭。
【オープニングコメント(4/3)】
「ドル・円は主に159円台で推移か、欧米市場は休場のため動意薄となる見込み」。2日のドル円は東京市場で158円55銭から159円72銭へ上昇後、欧米市場で159円24銭まで下落し159円58銭で終了。本日は聖金曜日で欧米・オセアニア休場。イランのサイバー攻撃(米IT18社標的)で中東紛争終結は予見困難。本日予想レンジ:ドル円159円00銭〜160円80銭、ユーロ円183円00銭〜185円00銭。
【今週の主要要人発言】
- トランプ米大統領(4/3):「イラン戦争は成功。今後2〜3週間で強硬な行動を取る」「イランは手遅れになる前に今こそ合意すべき」
- 片山財務相(4/3):「原油市場が為替に影響を与えている」「日本は昨年秋に覚書、必要ならそういう措置(介入)を取る」
- ガリババディ外務次官(イラン)(4/3):「イラン、オマーンとホルムズ海峡航行に関する協定案策定中」
- マクロン仏大統領(4/3):「軍事的な手段を使った海峡封鎖解除は非現実的」「ホルムズ海峡はイランとの協議により再開可能」
- ビルロワドガロー仏中銀総裁(4/3):「現時点で、次の行動は利上げとなる可能性が強い」
- ローガン米ダラス連銀総裁(4/3):「イラン戦争がインフレや労働市場のリスクを高める」「政策は不透明感の対処で良い位置にある」
- ウィリアムズ米NY連銀総裁(4/3):「インフレ、雇用リスクは均衡」「金融政策が正しい位置」
- イランの革命防衛隊(4/2):バーレーンのアマゾンAWS施設を攻撃開始。ドバイのオラクルデータセンターも標的と表明
来週の相場の方向性を決める3つのカギ
① イラン情勢とホルムズ海峡 — 「2〜3週間の強硬行動」で停戦遠のくか。オマーンとの合意が進展するか
② 米インフレ指標(4/9コアPCE・4/10 CPI) — 予想比上振れならFRB利下げ後退→ドル高加速
③ 為替介入リスク — 160円台乗せで片山財務相が「断固たる措置」を発動するか
重要イベントカレンダー
| 日付 | イベント | ポイント・予想 |
| 随時 | ★イラン情勢・ホルムズ海峡 | オマーンとの合意進展なら停戦期待でドル急落リスク |
| 4/6(月) | 米・3月ISM非製造業(予想54.9) | 下振れなら景気懸念→ドル売り。上振れならドル買い継続 |
| 4/7(火) | 米・2月耐久財受注(予想−1.0%) | 弱ければ景気後退懸念。為替への影響は限定的か |
| 4/9(木) | ★米・2月コアPCE価格指数(予想+2.9%) | 上振れならFRBの利下げ観測さらに後退→ドル買い |
| 4/10(金) | ★米・3月消費者物価コア指数(予想+2.7%) | 予想比上振れならドル急騰。下振れなら利下げ期待復活 |
| 4/9(木) | 米・10-12月期GDP確定値 | 景気の強さ確認材料。ドル買いの裏付けとなるか |
| 4月中旬 | ★ECB理事会(利上げ有無) | 利上げ実施なら1.17〜1.18台へ。据え置きなら1.14〜1.16台継続 |
| 4月後半 | 日銀金融政策決定会合 | 追加利上げなら円高急騰。据え置きなら円安継続 |
ドル円・ユーロドルの来週予想レンジ
【USD/JPY】来週予想レンジ:158円00銭〜161円50銭(マーケットアロー週間見通しより)
【EUR/USD】ユーロ・円来週予想レンジ:183円00銭〜185円00銭(マーケットアロー4/3より)
テクニカル注目水準(ドル円):
- 上値目標:160円00〜30銭(今週高値・介入警戒ライン)。超えれば162円00銭(短期目標)
- 直近サポート:158円55銭(今週安値)
- 中期サポート:158円00銭(下値抵抗ポイント)
EA成績:第一Q(1月~3月)のまとめ
当週は月末月初のため、取引はなし。成績はありませんでした。
ですので今回は1月~3月までのEA実績をまとめてみました。
下記表は3カ月間のEAの手法別の出来高です。月によって収益をもたらしたEAが異なるのが良い結果をもたらしたものと思います。
1月は1ポジ系のスイングが利益をもたらし、2月はGOLDとEURUSDのナンピンマーチン系、3月はマーチンの失策を朝スキャがカバーしました。
今年は例年になく成績が良く、今後を期待してしまします。

下記に上図を含むダッシュボードを作ったので公開します。


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