2026年9月第3週(9/14〜9/18)
📈 今週の値動きの振り返り
USD/JPY(ドル円)の動き

今週の一言:「日銀の利上げが、まさかの円安材料に変わった」週
週前半は方向感を探る展開でした。月曜9/14はNY市場で155円00銭まで上昇したのち153円99銭まで下落し、週の安値をつけました。火曜9/15はゴトー日で神経質な値動きとなり、154円83銭〜155円21銭の狭いレンジでの推移。水曜9/16には日米欧の金融政策が交錯し、154円86銭から156円42銭まで振れ幅の大きい一日でした。
流れが決まったのは週後半です。木曜9/17未明のFOMCは政策金利を3.75%→4.00%へ引き上げ(3年ぶり)、タカ派的な内容と受け止められましたが、翌日に控えた日銀会合への警戒からドル円は155円34銭〜156円10銭のレンジで下げ渋る程度でした。
そして金曜9/18の日銀会合。政策金利は事前予想通り1.00%→1.25%へ引き上げられた(7対2)ものの、9人中2人が反対票を投じたことが最大の転換点でした。植田総裁も「利上げペースについて特定のものを念頭に置いていない」と慎重姿勢を見せたことで、市場は「連続利上げは限定的」と解釈。東京市場だけで155円53銭から157円55銭まで急伸し、NY時間には一時157円90銭近辺まで値を伸ばしました。最終的にはドル高一服で156円86銭まで押し戻され、週の取引を終えました。
週間レンジ:153円99銭〜157円91銭 / 終値:156円86銭
テクニカル分析
- 時間足(H1): 週前半はSMA10・SMA30が緩やかな右肩上がりでしたが、日銀会合後は終値がSMA10・SMA30を大きく上抜けて一気に加速、明確な上昇トレンドで着地。
- 日足(Daily): 終値はまだSMA200(158円台後半)の下に位置し、中期的な下降トレンドを覆すには至っていません。155円〜158円のレンジを上抜けられるかが来週以降の焦点。
EUR/USD(ユーロドル)の動き

今週の一言:「ドル全面高に押し切られた、静かな下落」の週
USD/JPYと対照的なのがEUR/USDでした。週前半は1.154円台を中心に、水曜9/16まで1.153〜1.154台での方向感の乏しいレンジ相場が続いていました。
潮目が変わったのはFOMCの結果が伝わった木曜9/17未明。米政策金利の4.00%への引き上げを受けたドル全面高の流れで、ユーロドルは1.154円台からわずか数時間で1.146円台まで急落。その後も戻りは鈍く、金曜9/18は日銀会合を受けたドル円の急伸と歩調を合わせる形でドルが一段と買われ、再び1.146円近辺まで押し戻されました。
ドル円が「利上げなのに円安」というねじれを見せた一方で、ユーロドルは素直に「米金利上昇=ドル高」を体現した週でした。この対照が今週の相場を象徴しています。
週間レンジ:1.1455〜1.1585 / 終値:1.1462
テクニカル分析
- 時間足(H1): FOMC通過後の木曜未明にSMA10が急角度で下向きに転じ、終値もSMA10・SMA30を明確に下抜けて下降トレンドへ移行。
- 日足(Daily): 今週の下落でSMA20を明確に下抜けたことで、それまで方向感を欠いていた相場がやや下向きに傾き始めた印象です。
今週の相場まとめ
今週最大のトピックは、FOMC(米4.00%へ)と日銀会合(日1.25%へ)という中銀イベントが2日連続で重なったことでした。FOMCの利上げは予想通りでユーロドルはセオリー通り下落。一方のドル円は、日銀が利上げを実施したにもかかわらず反対票2票で「連続利上げは限定的」との観測が広がり、逆に円安が進行する「ねじれ」を見せました。週末にかけてドル円は153円台から157円台後半まで実に4円近い急伸、ユーロドルは1.158円台から1.146円台まで下落。両ペアともに「ドル高」という共通項でくくれる一方、円だけがさらに独自の売り材料を抱えた格好になりました。
🤖 私のEA成績(9/14〜9/18)
一言で表すと「派手さはないけど、じわじわ効いてくる好調な週」でした。
週明け9/14は「激しく動いた感じではないが、マーチン系が粛々と動いてくれた」という感覚からスタート。木曜9/17にはマーチン系でスリップによる損失が出る場面がありましたが、面白いことに同じブローカーなのにドル建て口座ではプラス方向にスリップする現象が発生し、結局はトントンに収まりました。そして金曜9/18の日銀会合後のドル円急伸にマーチン系(Sagitariusマイクロ、NanGan、平均足EA)がうまく乗り、金曜だけで日次+11,826円を記録。週を通じて全10口座がマイナスなしで着地という、非常に気持ちの良い一週間になりました。
口座別成績(9/11→9/18)
| 口座名 | 手法 | 対象 | 今週収益 |
|---|---|---|---|
| Sagitariusマイクロ | マーチンゲール(マイクロ) | EURUSD | +9,271円 ⭐ |
| NanGan(朝スキャ) | 朝スキャ | 複数 | +6,224円 |
| 平均足EA | マーチンゲール | Gold | +6,064円 |
| X-MGR | マーチンゲール | Gold・EURUSD(USD建て) | +33.76 USD(≒+5,402円) |
| Gold-V EA | マーチンゲール(マイクロ) | Gold | +3,746円 |
| H-Sagitarius | マーチンゲール | Gold・EURUSD | +1,548円 |
| C-GROUP | マーチンゲール | EURUSD | +507円 |
| GWJPNスタンダード | スイング | USDJPY | +383円 |
| RKTNスタンダード | スイング | USDJPY | ±0円 |
| XTRDスタンダード | スイング | USDJPY | ±0円 |
週間合計:+27,743円 + 33.76 USD(≒+5,402円) 総合計:約+33,144円(推定残高 2,019,646円 → 2,052,790円)
私の所感(週稼働経緯より):月曜は介入警戒が薄れ、落ち着いた相場の中でマーチン系が粛々と利益を積んでくれました。木曜のドル建て口座のスリップは「同じブローカーなんだがな」と腑に落ちない部分が残りつつ、結果トントンに収まったのは不幸中の幸いでした。そして金曜夜には「今週も調子良い。このままいけば今月は過去最高収益を記録するかもしれない」——素直に嬉しい気持ちです。
🔭 来週の為替の動きの注意点
⚠️ シルバーウィーク5連休 × 円安高値圏 × 介入警戒(最大の注意点)
国内は11年ぶりのシルバーウィーク5連休(9/19〜9/23)で、東京市場は9/21(敬老の日)〜9/23(秋分の日)休場。次回の日本株・円の本格売買は9/24(木)からです。この薄商いの状態で、海外勢のポジション調整やヘッドライン1本で急変しやすくなります。特に158円手前は8月に日米協調介入が実施された水準で、円買い介入警戒が最大のリスク。介入ヘッドライン1本で数円規模の急変動があり得るため、週末・連休を持ち越すポジションは落とす方針が肝心です。
🗓️ 睨むべきイベント
- 9月22日(火)/24日(木):米中首脳会談・国賓晩餐会(AI競争・人民元に市場関心)。人民元・リスクセンチメントに影響し得る発言があれば円にも波及。
- 9月23日(水・祝):秋分の日で東京市場休場。市場参加者が薄れるユーロ圏・米国時間の値動きは振れやすく、海外勢主導の動きに注意。
- 9月25日(金):米個人消費支出(PCE)物価指数(8月)。FRBが重視するインフレ指標で、コアPCEの結果次第ではFOMC後のドル高トレンドが継続するか調整に入るかが試されます。上振れなら追加利上げ観測が強まり、USD/JPY・EUR/USDともに今週のトレンドが加速する可能性。
🔍 注目の水準・シナリオ
- USD/JPY:方向は円安バイアス継続。ただし158円台(介入警戒・心理解析)を上抜け定着できなければ159円方向は難しく、156円64銭(一目均衡表・基準線)、156円00銭を割り込めば反落シナリオ。日米金利差(約250bp)が引き続きドル優位を支えています。
- EUR/USD:中立〜やや弱含み。1.1500を回復できれば上昇転換を警戒、1.1450を割り込むと1.1400へ下放れ。独仏10年債利回り格差(節目の100bp近辺)がユーロの上値を抑えています。
- 原油・米国債:WTIが$100割れ($99.46)でインフレ圧力の後退材料となる一方、ホルムズ海峡・イラン戦争(7カ月目)のヘッドライン次第で反転リスク。米10年債は5%へ復帰し、「5%定着か割れか」が来週のFX・株の方向を決める焦点です。
EA運用者としての所感:大きな値幅の出た週はスリップや約定タイミングのズレも生みやすく、来週はシルバーウィークの薄商いで実効スプレッドが普段の2〜3倍に拡大し得ます。158円手前を買い上がって介入で急落するのが最悪シナリオのため、ナンピン・グリッド系は停止またはロット大幅縮小を検討し、合計ポジション数・証拠金維持率を事前確認します。来週は「静(薄商い・休場)」と「動(介入・PCE・米中会談)」が入り混じる、警戒の一週間になりそうです。
※本記事はFX自動売買の運用記録と楽天証券マーケットアロー(フィスコ提供)の情報をもとにした個人ブログです。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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