2026年9月第1週(8/31〜9/4)
~月初の静けさとドル円急落、来週にすべてを託した~
毎週のFX自動売買(EA)の実績と相場分析をお届けしています。
🤖 今週のEA実績(8/31〜9/4)
今週を一言で表すなら「静かな仕込み週」でした。
月初ということもあり、稼働しているEAの数自体がとにかく少なく、口座の大半は先週末からピクリとも動かない±0円という結果に。ドル円が大きく崩れるなど相場自体は荒れた週だっただけに、「今週は月初のため、稼働EAがすくないです」というのが正直な実感で、細々とした取引にとどまりました。
そんな中で気を吐いてくれたのがSagitariusマイクロで、週間+5,896円としっかり利益を積み上げてくれました。一方でNanGan(朝スキャ)はわずかに−329円と小幅な足踏み。全体としては動いている口座が限られる週でしたが、8/31から9/4まで5営業日連続で日次プラスを積み重ねられたのは素直に良かった点です。
総括すると、月初らしい小粒な内容ながらも週間トータルではしっかりプラスで終えられた一週間でした。稼働の薄さは来週以降に期待したいところです。
口座別成績(8/31→9/4)
| 口座名 | 手法 | 対象 | 今週収益 |
|---|---|---|---|
| Sagitariusマイクロ | マーチンゲール(マイクロ) | EURUSD | +5,896円 ⭐ |
| GWJPNスタンダード | スイング | USDJPY | +906円 |
| H-Sagitarius | マーチンゲール | Gold・EURUSD | ±0円 |
| X-MGR | マーチンゲール | Gold・EURUSD(USD建て) | ±0 USD |
| C-GROUP | マーチンゲール | EURUSD | ±0円 |
| RKTNスタンダード | スイング | USDJPY | ±0円 |
| XTRDスタンダード | スイング | USDJPY | ±0円 |
| 平均足EA | マーチンゲール | Gold | ±0円 |
| Gold-V EA | マーチンゲール(マイクロ) | Gold | ±0円 |
| NanGan(朝スキャ) | 朝スキャ | 複数 | −329円 ⚠️ |
週間合計:+6,473円(推定残高 1,951,180円 → 1,957,653円)
⚠️ 月初のため稼働していないEAが多く、今週は実質2口座のみの成績となっています。含み損の拡大などのトラブルは特にありません。来週は稼働口座が増えてくることを期待しています。
📈 USD/JPY(ドル円)の動き

今週の一言:週後半に一気に崩れた「日銀ショック」週
週明け8/31は方向感の乏しいスタートでした。前週末のジャクソンホール会合でのウォーシュFRB議長のタカ派発言を引き継ぎ、NY市場では159円90銭まで買われる場面もありましたが、その後159円60銭まで押し戻されるなど、当局者発言をにらみながらの神経質な値動きに終始しました。
流れが変わったのは週の中盤です。9/2には中東情勢の緊迫化を背景に一時160円39銭まで買われたものの、日銀審議委員から利上げに前向きな発言が出たことをきっかけに円買いが加速。9/3には日銀のタカ派的な政策スタンスを意識した売りが強まり、158円台から一気に156円35銭まで急落しました。この「日銀ショック」とでも呼びたくなる下げが、今週の値動きを決定づけたと言っていいでしょう。
週末9/4も下値模索は続き、朝方には155円29銭まで下落し約1か月ぶりの円高水準となりました。米雇用統計を受けたFRBの早期利上げ観測後退も重なり、ドル売り・円買いの流れが強まりましたが、午後にかけては155円台での値ごろ感からの買い戻しも入り、156円44銭まで切り返す場面も見られました。乱高下というより、じわじわと円高方向へ押し切られた一週間という印象です。
週間レンジ:155円29銭〜160円39銭 / 終値:156円20銭前後
テクニカル分析
時間足(H1): 週前半は159円台後半でSMA10・SMA30が横ばいのもみ合いでしたが、9/2夜以降は終値がSMA10・SMA30を明確に下抜け、そのままきれいな右肩下がりのトレンドに移行しました。9/3後半には155円台前半で一旦下げ止まり、9/4にかけては156円近辺でSMA10・SMA30が収れんし始めており、下げ一服感も出ています。
日足(Daily): 7月末の163円台からの調整局面が続いており、日足終値は長らく上値抵抗だったSMA200(157円台)を今週ついに明確に下抜けました。SMA20も下向きに転じており、中期的にも上値の重い形が強まっています。156円台での攻防が来週以降の焦点になりそうです。
| 水準 | 内容 |
|---|---|
| 160.39円 | 週初来高値(9/2、中東情勢緊迫化による買い) |
| 158.00円 | 心理的節目・直近サポート転換ライン |
| 157.00円 | 8/10以来の安値水準(9/3に到達) |
| 155.29円 | 週間安値・約1か月ぶりの円高水準(9/4) |
| 155.00円 | 為替介入が意識された下値メド |
📉 EUR/USD(ユーロドル)の動き

今週の一言:ドル円につられた前半安から後半は切り返し
週明けは1.1616近辺からのスタートでしたが、週前半はドル全面高の流れに押されて軟調に推移。9/2夜には1.1570近辺まで下値を試す場面がありました。
潮目が変わったのは週半ば以降です。独製造業受注やユーロ圏サービス業PMI確報値が上方修正されるなど、ユーロ圏の経済指標がしっかりした内容となったことに加え、ECB高官から追加利上げに前向きな発言が相次いだことも支援材料となりました。9/3夜には1.1635近辺まで上値を伸ばす場面もあり、週前半の下げを一気に取り戻す展開に。
週末9/4は1.1600台での一進一退となり、米雇用統計を受けたドル売りも重なって底堅い値動きで週を終えています。ドル円が一方的に崩れる中、ユーロは「ドル安の受け皿」としての側面も見せた一週間でした。
週間レンジ:1.1570〜1.1635 / 終値:1.1613前後
テクニカル分析
時間足(H1): 週前半はSMA10・SMA30が下向きで、終値もその下に沈む軟調な展開でした。9/2夜の安値形成後はSMA10が反転上昇し、9/3にかけて終値がSMA10・SMA30を明確に上抜け。9/4にかけてはSMA10・SMA30が収れんしつつも高値圏でのもみ合いを維持しています。
日足(Daily): 8月中旬の安値1.135台から続く戻り基調は継続中で、終値は引き続きSMA20を上回って推移しています。ただしSMA200(1.163付近)が上値の壁として意識されており、今週も一時タッチしたところで頭打ちとなりました。この壁を明確に超えられるかが次の焦点です。
| 水準 | 内容 |
|---|---|
| 1.1635 | 週間高値(9/3、ECBタカ派観測・独指標好調) |
| 1.1630 | 日足SMA200・上値抵抗ライン |
| 1.1600 | 心理的節目 |
| 1.1570 | 週間安値(9/2、ドル全面高の流れ) |
📊 今週の相場まとめ
今週最大のトピックは、間違いなくドル円の急落でした。週前半こそ中東情勢の緊迫化や米金利の高止まりでドル優位の展開でしたが、日銀審議委員のタカ派発言をきっかけに空気が一変。160円台から一気に155円台まで、わずか2〜3日で5円近い下げ幅を記録する荒い相場になりました。
日米の金融政策を巡る温度差も鮮明になった週です。FRB内ではウォーシュ議長のタカ派発言とウォラー理事のハト派寄り発言が交錯し、9月利上げ観測は五分五分に。一方の日銀は早期追加利上げの見方が急速に強まっており、この方向性の違いがそのままドル円の下げ圧力につながった格好です。
株式市場は日経平均が週初から4日続落する場面もありましたが、週末はAI・半導体株への買い戻しで反発しました。来週は米CPI・PPIやECB理事会、日銀・FOMCを翌週に控えた重要な指標ラッシュとなるだけに、様子見ムードと神経質な値動きが同居する展開が予想されます。
今週のマーケットを3行で:
- ドル円は日銀タカ派発言をきっかけに160円台から155円台へ急落、約1か月ぶりの円高水準に
- ユーロドルはドル全面安の流れを受けて週後半に切り返し、1.16台後半まで回復
- FRB内のタカ派・ハト派の綱引きと日銀の利上げ観測強まりが、来週以降の相場の焦点に
🔭 来週の注目ポイント
🇯🇵 9月8日(火)|日本・4-6月期GDP2次速報
1次速報では前期比+0.3%と設備投資の弱さが目立ちましたが、その後の法人企業統計を踏まえると上方修正が見込まれています。上振れれば9/17-18の日銀会合を前に追加利上げ観測を後押しし、円買い材料になりやすいです。
🇺🇸 9月11日(金)|米国・8月消費者物価指数(CPI)
市場予想は前月比+0.4%(前年比+3.4%)。7月の落ち着いた結果から一転して関税影響などで加速が見込まれており、上振れれば9月FOMCでの据え置き観測が後退しドル買いに直結しそうです。
💡 来週の個人的な注目
正直なところ、今週のドル円急落は「そろそろ来るかも」と思っていたので、驚きよりも「やっぱりな」という気持ちの方が強いです。155円台は為替介入が意識された水準でもあるので、ここから先は下げ止まりの動きにも注目したいと思っています。
EA運用の面では、月初でお休みしていた口座がそろそろ動き出してくれることを期待しています。来週はCPI・PPI・ECB理事会と材料も多く、ボラティリティが戻ってくれば稼働EAも増えるはず。地味だった今週の分を来週で取り返せたら嬉しいですね。
※本記事はFX自動売買の運用記録と楽天証券マーケットアロー(フィスコ提供)の情報をもとにした個人ブログです。投資判断はご自身の責任でお願いします。



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