マーチンゲール法
負けたら倍、倍とベット(掛金)増やしていく方法(詳細下図)
EAで使用するナンピン・マーチンでは良く使用されていますね。
欠点としては倍、倍と増えていくので、相当の資金量が必要であること。破綻とか溶けてしまうというのは資金の限界を超えてしまうことなので、よくよく注意して最大ナンピン段数とか資金量を予め設定していく必要がある。
ちなみに等間隔のナンピンで使用した場合は最初のエントリーから最後のエントリーをした後、33%以上の戻りがないとプラスにならない。戻れば良いが、一方的なトレンドだと致命的になる場合がある。ある程度は覚悟をした上での使用とするのが良いです。
あまりにも倍・倍はリスクが大きいので、加算型で例えば1→3→5→7→9という考え方もある。この場合、プラスになるための戻りはその分遠くなるので使い方も十分バックテストをしてからが良い。
また、勝つ毎にベットを倍、倍と増やしていく方法もありパーレー法(逆マーチンゲール法)という。
勝てばパーレー法、負ければマーチンゲール法と切り替えるのもあるとか。
いずれにしても高リスクな方法です。
ダランベール法
勝った時にはベットを減らす、負けたときはベットを増やすというもの。
実際には増減の量は一定にし、最大ベット量、最小ベット量を予め決めておき、勝ち負けにより変化させていく。
マーチンゲールに比べて、ベット量の増加はすくなく、その分リスク小さい。ただ負けを取り返すには時間がかかり長期戦での使用になる。
グッドマン1235法
ダランベール法のように勝ち負けでベットを増減させます。
勝ったときには1→2→3→5と増やしていきます。負けたときには最初にもどして1にします。
負けたときに取り戻すためにベット量を増やすのでなく、連勝時に利益を伸ばそうというものです。
モンテカルロ法
数列を使用し、ベット量を管理していくものです。
初期数列を「1,2,3」とし、両端を加算したものをベット量、勝った場合は両端の数字を消す、負けた場合は右端に数字を加えていきます(詳細下図)。
この方法もマーチンゲールほどベット量の増加が少なく、リスクが少なめです。
ただし、数列の管理が複雑で、頭の中だけでは無理。メモなりプログラム化することが必要です。
キャンセレーション法
モンテカルロ法の派生型で目標利益を設定した上で数列管理するもので、一連の手順が完了すると必ず目標利益額が得られるものです(詳細下図)。
モンテカルロ法と同じ手順ですが、初期数列の合計が目標利益額を表し、負けたときに右端に加える値がそのときのベット量になります。
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