2026年9月第2週(9/7〜9/11)
~ホルムズ危機の円高相場を、スイングEAが的中~
毎週のFX自動売買(EA)の実績と相場分析をお届けしています。
🤖 今週のEA実績(9/7〜9/11)
今週を一言で表すなら「スイングEAの独壇場だった週」でした。
月末月初の稼働停止が明けて迎えた月曜(9/7)、いきなりホルムズ海峡リスクの再燃で円高が加速し、GWJPN・RKTN・XTRDといったスイング勢が見事に的中。この日だけで週間合計の半分近くにあたる+30,035円を叩き出しました。先月大きく損失を出してロットを絞ったばかりだったので、正直「これでいいのか」と半信半疑でしたが、縮小サイズでもきっちり利益を積み上げてくれたのはうれしい誤算でした。
火曜はいったん値動きが落ち着き「コツコツと」という表現がぴったりの一日でしたが、水曜(9/9)には原油が100ドルの大台に乗せてもう一段の円高が進行し、swing系が再び発動。月の半分も経たないうちに、ひと月分に相当する利益を稼ぎ出す展開になりました。木曜のゴトー日はホルムズ情勢がさらに悪化する中、マーチン系(POマーチン)が一人で気を吐いて日次+6,460円に貢献。金曜は米CPIショックで乱高下したものの、週末らしくあまり値が動かず静かに着地しました。
暗い話題としては、C-GROUP(EURUSD)が依然として−17万円台の大きな含み損を抱えたままである点は引き続き要注意です。今週は+259円とわずかにプラスに転じたものの、根本的な回復にはまだ時間がかかりそうです。それでも今週は全10口座がプラスで着地という、久しぶりに気持ちの良い週になりました。
総括すると、円高相場にスイング勢が完全に噛み合い、月初の出遅れ感を一気に取り戻せた一週間でした。
口座別成績(9/4→9/11)
| 口座名 | 手法 | 対象 | 今週収益 |
|---|---|---|---|
| XTRDスタンダード | スイング | USDJPY | +26,425円 ⭐ |
| Sagitariusマイクロ | マーチンゲール(マイクロ) | EURUSD | +10,904円 |
| GWJPNスタンダード | スイング | USDJPY | +10,200円 |
| NanGan(朝スキャ) | 朝スキャ | 複数 | +4,402円 |
| RKTNスタンダード | スイング | USDJPY | +3,585円 |
| 平均足EA | マーチンゲール | Gold | +2,745円 |
| Gold-V EA | マーチンゲール(マイクロ) | Gold | +1,650円 |
| H-Sagitarius | マーチンゲール | Gold・EURUSD | +1,092円 |
| X-MGR | マーチンゲール | Gold・EURUSD(USD建て) | +4.57 USD |
| C-GROUP | マーチンゲール | EURUSD | +259円 |
週間合計:+61,262円 + 4.57 USD(≒+731円) 総合計:約+61,993円(推定残高 1,957,653円 → 2,019,646円)
⚠️ C-GROUPは−178,505円の含み損(累積)を抱えたまま推移しています。今週は小幅プラスでしたが、大きな戻りにはまだ時間がかかりそうです。他口座に含み損の急拡大などのトラブルはありません。
📈 USD/JPY(ドル円)の動き

今週の一言:ホルムズ危機と日銀観測が主導した「上値の重い」一週間
週明け9/7は米レーバーデー休場で薄商いの中、ホルムズ海峡リスクの再燃を受けて155円台の節目をあっさり割り込み、一時154円06銭まで急落。夕方に154円80銭付近まで自律反発する場面もありましたが、戻りは鈍く154円台前半での軟調な地合いのまま週前半を終えました。
流れが決定的になったのは9/8で、155円防衛ラインを完全にブレイクして一時152円80銭台まで急落。日銀の9月利上げ観測(9/17-18会合での1.00%→1.25%引き上げがOIS市場で96.8%織り込み)とキャリートレードの巻き戻しが上値を強く抑え込みました。9/9には原油100ドル突破を背景にもう一段の円高が進行し153円15銭〜153円95銭のレンジで推移。9/10は米PPIの上振れ(前年比+5.4%)で一時154円67銭まで急伸したものの、154円80〜155円00円のレジスタンス帯では強力な戻り売りに阻まれました。
そして週末9/11、市場が最も注目していた米CPIが発表されるとコアCPIの上振れとミシガン大の期待インフレ急伸(4.6%)を受けて154円62銭まで瞬間急騰。しかし買いは続かず、来週の日銀会合を控えたロング勢の手仕舞い売りに押されて一時153円24銭まで急反落し、153円61銭で週の取引を終えました。米金利が5.0%目前まで急伸してもドルが買われ続けない「上値の重さ」が強く印象に残る一週間でした。
週間レンジ:152円80銭〜155円60銭 / 終値:153円61銭
テクニカル分析
時間足(H1): 週初は154円台からSMA10・SMA30がともに右肩下がりで推移し、9/8にかけて153円台前半までの下落トレンドを形成しました。週半ばの153円台でのもみ合いを経て、9/10〜9/11朝にかけてはSMA10が上向きに転じ154円台へ切り返しましたが、CPI後の急落でSMA10・SMA30を再び下抜け、週末は153円台前半での軟調な足取りに終わっています。
日足(Daily): 8月上旬に163円台でつけた高値からの調整局面が続いており、SMA20(158円台)・SMA200(158円台)をともに明確に下抜けたまま推移しています。7月末〜8月にかけての急落以降、戻りは限定的で中期的な下降トレンドが継続中。155円台を割り込んだことで、次の節目である152円台後半〜150円台が意識される展開になりつつあります。
| 水準 | 内容 |
|---|---|
| 155.60円 | 週初来高値・心理的節目 |
| 154.60〜154.65円 | 直近の戻り高値帯(9/10・9/11のトリプルトップ水準) |
| 154.00円 | 短期の心理的節目・ロールリバーサル |
| 153.20〜153.25円 | 週末安値圏・日足下ヒゲ防衛帯(9/11) |
| 152.80円 | 週間最安値(9/8) |
📉 EUR/USD(ユーロドル)の動き

今週の一言:ECB通過後に失速した「戻り一服」の週
週明け9/7は1.1616近辺からのスタートで、ドル円の急落に伴う全般的なドル安波及を受けて1.1636近辺まで上伸。その後は利益確定売りに押されて1.1620台での落ち着いたもみ合いとなりました。週半ばの9/9には1.1640〜1.1650近辺まで底堅く推移し、週間高値となる1.1655前後まで値を伸ばす場面もありました。
潮目が変わったのは9/10のECB理事会です。市場予想通り25bpの利上げ(中銀預金金利2.50%)が決定されましたが、材料は完全に織り込み済みだったため反応は限定的。むしろ直後の米PPI上振れによるドル全面高と、原油100ドル突破に伴う欧州のスタグフレーション懸念が重石となり、1.1640台から1.1594近辺まで一気に反落し、心理的節目の1.1600を割り込みました。
週末9/11の米CPI発表直後には1.1569まで一段安となりましたが、その後は自律反発を試み1.1600付近まで戻す場面も。ただし伸び悩んだまま1.1599で週の取引を終えており、フランスの政局・財政不安も重なって上値の重さが目立った週でした。
週間レンジ:1.1569〜1.1655 / 終値:1.1599
テクニカル分析
時間足(H1): 週前半はSMA10・SMA30がともに緩やかな上向きで、終値もその上でのもみ合いを継続していました。9/9夜に高値をつけたあとは9/10のECB通過を境にSMA10が下向きに転じ、終値もSMA10・SMA30を明確に下抜けて右肩下がりのトレンドに移行。週末にかけてはSMA10・SMA30ともに下向きのまま、1.159円台での軟調な値動きに終わっています。
日足(Daily): 6月安値の1.135台から続く戻り基調は8月中に一服し、直近はSMA20(1.162付近)・SMA200(1.163付近)が収れんするレンジ相場に入っています。今週も一時SMA200付近までタッチしたところで頭打ちとなっており、方向感を欠く保ち合いが続いています。
| 水準 | 内容 |
|---|---|
| 1.1655 | 週間高値(9/9、ECB前の戻り高値) |
| 1.1640〜1.1650 | 200日MA・直近保ち合い上限 |
| 1.1600 | 心理的節目 |
| 1.1569 | 週間安値(9/11) |
| 1.1540〜1.1550 | 次の下値支持帯 |
📊 今週の相場まとめ
今週最大のトピックは、ホルムズ海峡の地政学リスク再燃と原油100ドル突破が、日銀の利上げ観測と絡み合って生んだドル円の一方的な円高でした。米金利は8月CPI・PPIの上振れやミシガン大の期待インフレ急伸を受けて5.0%目前まで急伸しましたが、それでもドルが買われ続けなかったのは、9/17-18の日銀会合での0.25%利上げがほぼ完全に織り込まれ、円キャリー取引の巻き戻しが優勢だったためです。「米金利が上がってもドル円が上がらない」というデカップリングが鮮明になった一週間でした。
ユーロドルはECB理事会(9/10・25bp利上げ)を通過したものの、材料出尽くしに加えて米ドル全面高と欧州のスタグフレーション懸念(原油高・フランス財政不安)が重なり、週後半にかけて上値を切り下げる展開に。1.16台前半での方向感の乏しい値動きが続いています。
来週は9/16のFOMC、9/17の英BOE、9/18の日銀会合・日本CPIと、年間最大級の中銀イベントが目白押しです。今週作られたポジションの巻き戻しや、材料出尽くし後の逆張り的な動きも警戒しながら臨みたいところです。
今週のマーケットを3行で:
- ドル円はホルムズ危機と原油100ドル突破を背景に155円台から152円台まで急落、日銀利上げ観測が上値を抑える展開に
- ユーロドルはECB利上げ通過後に材料出尽くしとなり、米ドル高・欧州スタグフレーション懸念で1.16台前半へ失速
- 米CPI・PPIの上振れとミシガン大期待インフレ急伸で米金利が5.0%目前まで急伸するも、ドル円は連動せず「上値の重さ」が際立った
🔭 来週の注目ポイント
🇯🇵 9月18日(金)|日本・日銀金融政策決定会合/植田総裁会見
政策金利を1.00%から1.25%へ引き上げる確率はOIS市場で96.8%まで織り込まれています。同日朝には8月全国CPIも発表され、利上げの正当性を裏付けるかが焦点。ただし利上げ自体は「材料出尽くし」となりやすく、植田総裁がハト派的なトーンで会見に臨んだ場合は逆にショートカバー(円売り)が急伸するリスクも意識しておきたいところです。
🇺🇸 9月16日(水)|米国・FOMC政策金利発表/ウォーシュFRB議長会見
米8月コアCPIの上振れとミシガン大期待インフレの急伸(4.6%)を受け、追加利上げ確率は一時90%台へ跳ね上がりました。0.25%利上げの有無とドットプロットの改定内容、そしてウォーシュ議長の記者会見でのインフレ警戒トーンの強さが、ドル全体の方向性を左右しそうです。
💡 来週の個人的な注目
今週はスイングEAがここまで気持ちよく的中してくれる週も久しぶりで、正直かなりホッとしています。先月の大損からロットを絞った直後だっただけに、「縮小サイズでもちゃんと利益は出る」と実感できたのは大きな収穫でした。
ただ来週はFOMC・BOE・日銀会合と、年間でも屈指の中銀ウィークです。日銀の利上げはほぼ織り込み済みなので、むしろ「利上げ後に材料出尽くしで円安に振れる」パターンへの備えを怠らないようにしたいと思っています。ポジション量は普段より抑えめにして、突発的なギャップに巻き込まれないよう慎重に構えるつもりです。
※本記事はFX自動売買の運用記録と楽天証券マーケットアロー(フィスコ提供)の情報をもとにした個人ブログです。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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