FXクラゲの散歩2025/11/17-11/21Weekly

今月は中盤まで苦労したもの先週11/17～11/21で随分の挽回しました。

ドル高基調が継続なのですが、どこまでいくのか見えず少し怖いですね。とりあえずUSDJPYは週明け早々は押し目買いでいけそうですが、よくよく様子みながらですね。

USD/JPY：ドル円

USD/JPYのチャートを見ると、先週は明確な上昇トレンドが確認できます。日足ベースでは、6月下旬の安値圏（約154円台）から徐々に回復し、11月に入って158円台を回復する勢い。11月17日（月）時点では156.5円前後で推移していましたが、週中盤の19日（水）頃に急騰を開始。20日（木）には157.8円台を突破し、21日（金）終値で157.89円と高値を更新しました。

•  H1チャートの詳細分析：11月17日19:00から21日19:00までの時間軸で、ローソク足は上向きの連続。17日夜間から18日朝にかけての小幅調整（156.3円台への押し目）を経て、19日03:00以降の陽線ラッシュが顕著です。20期間SMAが緑の価格線を上抜け、明確なゴールデンクロスを示唆。ボラティリティが高く、1時間足幅で0.5円以上の変動が頻発しました。これは、米雇用統計の好調データ（非農業部門雇用者数+20万人超予想）がドル買いを誘発した影響が大きいでしょう。一方、21日終盤の調整で157.5円台まで一旦後退したのは、日銀の円安介入観測が市場心理を冷やした証拠です。

•  Dailyチャートの長期視点：6月17日から11月20日までのトレンドライン（黒線）は緩やかな上昇チャネルを形成。11月17日〜21日の週足では、緑のローソクが連発し、158円の大台目前に到達。出来高（灰色バー）の増加が買い勢力の強さを裏付けていますが、RSI（相対力指数）が70超えの買われ過ぎゾーンに入っている点に注意。来週は158.5円のレジスタンス突破が焦点で、突破すれば160円視野も。ただし、トランプ政権の貿易政策次第でボラ激化のリスクあり。

全体として、USD/JPYは「ドル強・円弱」の構図が鮮明。投資家はロングポジションを積み上げましたが、週末の米金利動向を注視しましょう。USD/JPYのチャートを見ると、先週は明確な上昇トレンドが確認できます。日足ベースでは、6月下旬の安値圏（約154円台）から徐々に回復し、11月に入って158円台を回復する勢い。11月17日（月）時点では156.5円前後で推移していましたが、週中盤の19日（水）頃に急騰を開始。20日（木）には157.8円台を突破し、21日（金）終値で157.89円と高値を更新しました。

全体として、USD/JPYは「ドル強・円弱」の構図が鮮明。投資家はロングポジションを積み上げましたが、週末の米金利動向を注視しましょう。

EUR/USD：ユーロドル

一方、EUR/USDは対照的に軟調でした。日足では7月上旬の1.19台から徐々に下落し、11月に入って1.15台前半で低迷。11月17日時点の1.1515付近から、週末にかけて1.15176までジリ貧推移と、明確なベアトレンドです。ユーロ圏のインフレ鈍化とECBの利下げ継続観測が、ユーロ売りを助長した形です。

•  H1チャートの詳細分析：11月17日19:00〜21日19:00の時間帯で、価格線（緑）が赤い移動平均線を下回るデッドクロスが発生。17日夜間の小幅上昇（1.1519台）も、18日朝の陰線で即座に失速。19日03:00以降は連続陰線が続き、20日11:00には1.1510台のサポートを試す動き。灰色のボリュームバーが売却圧力を示す中、21日終盤の反発（1.1517台）は一時的で、全体の変動幅はわずか0.0010と低ボラ。欧州時間帯のユーロ売りが主導したものの、米ドル高の波及が加速要因となりました。

•  Dailyチャートの長期視点：6月17日〜11月20日のチャートでは、上昇トレンドライン（白線）が崩れ、1.15台のレンジ下限を攻める展開。11月17日〜21日の週で、赤いローソクが優勢となり、出来高も売買高の偏りを示唆。MACD（移動平均収束拡散法）がネガティブシグナルを発しており、1.14台割れのリスクが高まっています。ユーロ圏PMIの弱含み（製造業49.2）が背景にあり、来週のECB議事録でさらなる利下げ示唆が出れば、1.1450への下落シナリオも現実味を帯びます。

EUR/USDは「ユーロ安・ドル高」の典型例。ショート勢が優位ですが、欧州リスクオフの逆風が続く限り、反転は厳しそうです。

まとめ：ドル主導の市場、来週の注目ポイント

11月17日〜21日の為替市場は、USD/JPYの上昇（+1.4%超）とEUR/USDの下落（-0.1%弱）が対照的で、全体として「スーパードル」時代の本格化を印象づけました。背景には米経済の堅調さと、欧州・日本の政策不透明感があります。トレーダー各位は、23日からの米感謝祭相場で流動性低下を警戒しつつ、FOMC議事要旨（25日予定）をチェックを。

この分析が皆さんのトレード判断に役立てば幸いです。チャート画像はTradingViewベースで、詳細データはご自身で確認を。次回は12月相場の展望をお届けします！ コメントや質問お待ちしてます。

（参考：本記事のチャートは2025年11月23日時点の終値ベース。投資は自己責任でお願いします。）

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